2022年5月、YCP Holdings (Global) Limited(本社:シンガポール、取締役兼グループCEO :石田裕樹) を持株会社とするYCPグループは、この度、クライアントから急速に高まる多様な需要に対応するため、サステイナビリティ、DX、インタラクティブの3つの領域において、専門的にプロフェッショナルサービスを提供する事業部を新設いたしました。
当社グループの中核事業であるマネジメントサービス事業では、「YCP Solidiance」のブランドのもと、M&AやDX導入をテーマに世界17拠点でハンズオンでの経営支援サービスを提供しています。そして、消費者や企業の需要が急速に変化している情勢を踏まえて、マネジメントサービス事業の周辺領域において、様々なプロフェッショナルサービスへの事業拡大を中長期的な成長戦略の一つとして掲げております。
その具体施策として今回、新たに3事業部を新設し、ポストパンデミック時代にふさわしい事業を立ち上げます。
一つ目は、世界的に需要が加速しているサステイナビリティ関連のプロフェッショナルサービス提供を目的とする「サステイナビリティ・ソリューションズ」事業です。この事業部は、クライアントの長期的な事業・収益目標を達成しながら、グリーン投資の促進、サステイナビリティに関するステークホルダーとの関係強化、気候や環境対策に焦点を当てた事業変革等の支援を提供します。
二つ目は、デジタル技術やデータを活用して企業のビジネスモデルやオペレーションの変革を支援する「デジタル・トランスフォーメーション(DX)」事業です。従前よりマネジメントサービス事業においてDX導入のPMO支援を手掛けてまいりましたが、当事業部においては、デジタル技術に精通したプロフェッショナルが、クライアントの業務変革を実現させるソリューションを提供し、クライアントのデジタル企業変革を実現いたします。
三つ目は、デジタル商流に特化してワンストップでマーケティングサービスを提供する「インタラクティブ・ソリューションズ」事業です。この事業部では、顧客体験価値(CX)を高めるための包括的なCX戦略の立案から、認知拡大・集客強化を可能にする効率的なマーケティング・ソリューション、およびクロスボーダーでのECプラットフォームの提供に至るまで、一連のサービスをワンストップで提供することにより、クライアントビジネスの効果的・効率的な拡大にコミットします。
これらの事業の立ち上げにより、当社グループはより幅広いソリューションを提供することが可能となり、クライアントの長期的なビジネス目標の達成を支援してまいります。